福岡の行政書士加藤清正です。福岡県行政書士会会員。当事務所は遺産相続、相続放棄などの相続問題も親身に丁寧に対応します。

行政書士:加藤清正事務所

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ケース1:ご家族が債務を残したまま亡くなったAさん
ケース2:ご家族が亡くなり、借金を相続することとなったBさん
ケース3:少し詳しい相続放棄 その1
ケース4:少し詳しい相続放棄 その2
ケース5:相続ものがたり『印鑑をいただくということ』その1
ケース6:相続ものがたり『印鑑をいただくということ』その2


1.ご家族が債務を残したまま亡くなったAさんの場合

Aさんのお父さんは、数千万円の債務を残したまま突然亡くなりました。残されたのは自宅の土地建物とわずかばかりの預貯金です。
20年前にたてた自宅の評価は500万円、預金は200万円ですが、借金は3000万円あります。そこで加藤事務所はAさんに小規模個人再生手続を勧めました。もちろん弁護士費用は多少必要ですが、結局Aさんは5年間で700万円を返済する(毎月にすると11万6千円)ことで、自宅を処分することなく、破産もせず、3000万円の債務問題を解決することが出来ました。


2.ご家族が亡くなり、借金を相続することとなったBさんの場合

Bさんのお父さんが亡くなりました。お父さんの相続財産はありませんでしたが、借金もなかったので、何も相続手続きをする必要はないと思っていました。ところが、49日の法事を済ませた頃、突然債権回収会社から通知が来ました。お父さんは知り合いの1500万円の借金を保証していたのです。そこで、加藤事務所はBさんには相続放棄の手続(相続放棄申述)を勧めました。しばらくして家庭裁判所からBさんの相続放棄受理の通知が届きました。もうこれで一安心です。
相続放棄には「相続開始後3ヶ月以内の申立」という一定の期間の制限があります。
しかし、「相続開始」をいつのこととするか、問題はあります。今加藤事務所では、この問題に取り組んでいます。


3.少し詳しい相続放棄 その1

ご家族が債務を残したまま亡くなった場合の解決法として、「相続放棄」という手続があることを既にお知らせしました。そのことをもう少し詳しくお話しいたしましょう。
相続放棄の手続は、家庭裁判所に「相続放棄申述」という書類を提出します。A4サイズの用紙1枚に簡単に書き込めば出来上がります。戸籍謄本などが必要になりますが、相続財産や債務についても、ある程度の説明が出来るくらいで十分な、簡単な手続です。
ただし、この手続は、相続が始まってから3ヶ月以内に行わなければならないことになっています。
相続というのは、どなたかが亡くなってから始まります(生きている内に相続が始まったら大変ですね)。だから、普通は亡くなってから3ヶ月、と考えていただければ間違いではありません。


4.少し詳しい相続放棄 その2

ところが、残された借金が、亡くなったときに全部わかっているわけではありませんね。問題は、ここから始まります。
ご家族が亡くなってからしばらく経って、少し気持ちが落ち着いてきたころ、突然請求書や訴状が届き、実は借金が残っていた、などという話になることが多いようです。それが四十九日程度ならよいのですが、初盆、とか一回忌とか、既に3ヶ月の期間(熟慮期間といいます)を過ぎてしまったり・・・・、
ほとんどの問題は、このようなスタイルでご家族を襲います。
さて、そんなとき、いったいどうすればいいのか・・・これが相続放棄の現場です。
この問題を考えるとき、大きなカギは『相続開始後3ヶ月』というカベであり、相続開始というのが一体いつなのか、ということです。
これは、簡単そうで実は大変難しい問題をはらんでいます。
興味のある方は、平成19年1月13日の私のブログ『相続放棄手続について考える』を見ていただければ、と思います。
相続放棄については、いろいろな角度から、もっともっと追求してまいります。


5.相続ものがたり『印鑑をいただくということ』その1

遺産分割協議、相続放棄・・・相続業務の究極は、相手方から無事にご印鑑をいただけるかどうかということではないでしょうか。相続手続というのは、いわば人と人の『想い』というか『人生観』に手をふれる、言葉悪く言えば、手を突っ込む、というような気がします。 何年前になるか、印象に残る出来事がありました。

昔、故郷を捨てるように上京した相続人の方から相続放棄のご印鑑をいただく仕事をやったことがあります。幼い頃から貧しい分家の子として育った相続人が、本家の相続に関係したけれども、なかなか印鑑をついてもらえず、私が上京して交渉したことがありました。

この仕事は、法律を知っているだけではお役に立てない・・そんな気がしました。今も忘れがたい感動の思い出です。
続きは2007年3月17日のブログに書いていますからご一読下さい。


6.相続ものがたり『印鑑をいただくということ』その2 NEW!!

印鑑をいただくことは、場合によっては、絶望感にたたきのめされるように思えるほど難しいときもあります。 私が行政書士になって、すぐの頃の話です。 相続人が5,6人程度、という説明で、お引き受けしたときには、簡単に片づくような気がしていました。
しかし、そのうちのお一人が、「私は相続には無関係です」とおっしゃいました。 わけを尋ねると、自分は子供の頃から被相続人から一度もかわいがってもらっていない。 むしろ、事ごとにつらくあたられ、いやな思い出ばかりなので、自分は相続人にはなりたくない。どのように遺産を分割しようと全くかまわないけれど、一切印鑑もつかないし、印鑑証明書など、出す気にもなれない、との説明でした。

また、法律に詳しい人に相談したけれど、一人くらい印鑑をつかない相続人がいても、相続手続はできるそうじゃないか、というのです。
私は、福岡家庭裁判所小倉支部に調停を申し立てたのですが、結局その方お一人のために、相続手続に3年かかりました。
又、詳しいお話はブログに書くつもりです。

 

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