福岡の行政書士加藤清正です。福岡県行政書士会会員。当事務所は相続・暮らしの問題や、債権債務など、相談に親身に丁寧に対応します。

行政書士:加藤清正事務所

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2008年03月

遺産相続の相談には、どんなヒアリングを?

◆まずは「不安・絶望」の正体を明らかに

どのような問題の場合でも同じですが、相談者(依頼者)が困っている問題は何なのか、どうすれば依頼者が安心できるのかを考え、ヒアリングしていきます。

大半の相談者(依頼者)は、眼前の問題について漠然とした不安感や絶望感にかられて、眠れなかったり、仕事が手につかなくなっている場合がほとんどです。痛みや苦痛により人は病院に駆け込みますが、診断を受けるまで、一体どのような原因で、何の病気にかかっているかは、患者にはわかりません。ですから、私たちが皆様のご相談を受けるということは、ドクターの診断と似ているかもしれませんね。

◆負の遺産を相続してしまったら

とくに相続の問題に限って言えば、まずは亡くなった方が債務を残しているケースが多いようです。
この場合は相続放棄という手続を考えますが、それは相続開始後3ヶ月以内に家庭裁判所に申し出る必要がありますので、故人がいつ亡くなったのか、死亡後3ケ月を超えていないか。或いは債務、保証債務が判明してから、どのくらい期間が経っているか、が大切ですね。

次に、故人が不動産を所有していたかどうか、生命保険はどうであったか、と、お尋ねすることが続いていきます。

◆財産相続は近視眼的に処理しない

逆に、相続財産が有る場合ですと、資産の程度や相続人の人数など、相続税が発生するかどうか、次に、遺産分割協議がまとまるかどうか、が気になりますね。

相続税が予想されるケースですと、相続人の皆さんがどのような遺産分割案をお持ちなのか、相続税の負担について、どのような方針なのかを聞き取りし、税理士チームが参加します。このような場合には、目先の相続税を安くすればいい、という近視眼的な対応で処理しますと、二次相続,三次相続の場合に苦労することになりますから、やはり慎重に準備を進めます。

◆その遺言書は大丈夫ですか?

又、当然ですが、遺言が残されているかどうか、残されていれば、公正証書遺言か、そうでない普通の遺言かどうか、も気になります。不動産や、他の資産がたくさん遺されているケースでも、公正証書遺言できちんと故人の遺志が書き残してあれば、心配はありません。

◆相続を「争続」にしないために

これも大事なことですが、故人にお子さんや配偶者がいらっしゃらないこともよくあります。その場合は、兄弟姉妹、あるいはその子供達が相続人になりますが、全く無関心な相続人がいたり、逆に権利意識の大変に強いかたがいらっしゃったりすると、お世話をする立場としては、大変に苦労することもありますね。私の扱った事例でも、縁の遠いご親戚のかたの協力が得られず、相続手続に3年もかかってしまったことがあります。

◆まずはヒアリング(無料)から

とにかく、どのような問題、いかなる場合でも、私の仕事はヒアリングからはじまります。

お世話になったベテランの弁護士さんが、10万円程度の金額のもめ事の相談で、依頼者の説明を3時間近くにわたって、じっくり聴いていたことがありました。そのようなヒアリングが誰でも出来るとは思いませんし、私自身、難しいとは思いますが、3時間とは言わなくとも、相談者が安心するようなヒアリングだけは心がけているつもりです。

以上、ご覧いただきありがとうございました。

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行政書士・加藤清正