福岡の行政書士加藤清正です。福岡県行政書士会会員。当事務所は相続・暮らしの問題や、債権債務など、相談に親身に丁寧に対応します。

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民事法務 その9

民事法務雑感(1月6日)
ウソかホントか知りませんが、こんな話を聞きました。
地元の某行政書士が相続問題の相談会を開催したときの話です。
司法書士会から厳重な抗議文を届けられたそうです。
曰く『相続業務は司法書士の独占業務であり、行政書士が関与することは
重大な司法書士法違反である』と・・・・。
私などは、聞いていて、妙な話だな、等と思うのですが・・・、

そういえば、以前戸籍謄本などを取得するための職務上請求用紙(行政書士会
で会員に対し販売しています)を購入する際、事務局で、同様の指摘を受けた
ことがあります。
行政書士は職務上、依頼者或いは関係者の戸籍謄本や住民票を取得することが
出来るのですが、請求目的を明記しなければなりません。その際、相続手続と
か調停申立とか、示談とか、『うさんくさい』目的を記載しないよう、注意を
受けるのです。
大きな理由は、そのような業務は弁護士や司法書士の分野である、というもの
です。
裁判所に関係するような業務については、私も、問題があると思います。しかし、ふつうの法律問題、特に相続については、長い年月をかけて先輩行政書士
が開拓してきた分野であり、実績も積み上げてきているわけですから、これら
を『司法書士業務』と決めつけて会員を規制する行政書士会の姿勢は、是認で
きないように思えます。
行政書士会がいうところの『悪徳行政書士』が跋扈する『現実』も無視できな
いのでしょうが、司法書士会がまじめな顔をして『相続業務は司法書士の独占
業務であり、行政書士が関与することは重大な司法書士法違反である』と言え
るのも、こういうところに大きな原因があると思います。
法律とか規制などというものは、常に現実を後追いで追認するものです。
行政書士会や司法書士会、弁護士会の認識を嘆くことや、いたずらに挑戦的
になることは、けして賛成できません。

やはり、一歩一歩努力を重ね、実績を積み、信用を重ねることが大切です。
行政書士だからやってもいい、ではなく、この先生だからこそ、是非相談に
のって欲しい、と言われるような、大きな信頼を勝ち取ってゆくことこそ
唯一の司法参入の道であり、その着実な積み重ねをこそ、法律は追認してゆく
のです。

それにしても、行政書士会などというものは、吉本流に言えば、「アホちゃい
ますかいな・・・」、などと・・・、いえいえ、私は、口がさけても、そんな
失礼なことは言いません。
ただ、こっそりと、そう思っているだけです。

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