福岡の行政書士加藤清正です。福岡県行政書士会会員。当事務所は相続・暮らしの問題や、債権債務など、相談に親身に丁寧に対応します。

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民事法務 その8

民事法務 その8
行政書士と弁護士について、いろいろ考えています。
で、行政書士である私としては、自分にいったい何が出来るか、
何をなすことが依頼者の信頼に応え、社会に貢献する道なのか。
考えています。
弁護士業務は『訴訟』です。訴訟代理人としての役目が基本でしょう。
しかし、世の中訴訟だけで片づく問題ばかりではありません。
相続でも金銭問題でも、不動産紛争でも、事実関係を調査し、
当事者双方の問題の本質を見極めた上で適切な解決方法を
見いだす・・・、これが大切です。
企業経営も同じです。
行き詰まって破産する。民事再生を申し立てる。或いは
不良債権の回収、取引先の倒産・・・。
でも、そうなってしまう前に、何か打つ手がないか。
これがリスクマネジメントの本筋でしょう。
紛争の最終解決は裁判ですが、選択肢は一本ではないと思います。
依頼者、相談者にとって、もっともベストな道を模索する・・・
それが行政書士の役割ではないでしょうか。
結果的に、弁護士や税理士といった専門家とのコラボレーションも
行政書士にとって、ひとつの使命です。
ですから、行政書士の仕事はとてもすそ野が広いのではないかと思います。
結局訴訟に進む問題でも、その前段階で行政書士が活躍し、
やがて弁護士がその輪に加わる・・・。
或いは法人に関する大規模事件の場合には、行政書士や司法書士、
税理士といった専門職が加わる・・・。
安易簡便な事件であれば、本人訴訟で戦える問題もあるでしょうし、
『問題解決』という頂上に登る道は無数にあるはずです。
必ずしも弁護士だけがゼッタイでもなければ、行政書士が
出来もしないことをやって依頼者や裁判所に迷惑をかけることも、
とんでもない過ちです。
やはり専門職としてのバランス感覚は不可欠です。
行政書士がしゃしゃり出て、依頼者に迷惑をかけることが
あってはいけませんし、弁護士のむこうを張って大見得を
きるようなことも、あってはいけないと思います。
要は、行政書士だからいけない、とか良いという話ではなく、
いかに依頼者や関係方面から信頼いただけるか、という
点に尽きると思います。

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