福岡の行政書士加藤清正です。福岡県行政書士会会員。当事務所は相続・暮らしの問題や、債権債務など、相談に親身に丁寧に対応します。

行政書士:加藤清正事務所

メイン

2006年12月

おひさしぶりです

今日からブログを再開します。
いろいろ書きますので、ヨンデクダサイネ。

ADR視察 その2

ADR視察 その2
先般のブログで行政書士会のADR視察に文句を
つけました。
しかし、考えてみれば、自動車登録や不動産販売
専門の先生までが、はるばるオーストラリアだ、
ニュージーランドだ、と出かけていくことは、
必ずしも無意味ではないのかもしれません。
今度福岡のU先生にあったら、ADRの正確な
名称を尋ねてみます。
たちどころに「アルタネイティブ・ディスピュート
レゾリューション」だ、と、教えてくれるかもしれません。
多少口ごもりながら・・・
たぶん・・・

ADR

ADR視察  その3
まだ続きます。
でも、これは私だけの偏見なのかもしれませんが、
海外の実情視察であれば、
席を温める暇もないような超大物の先生方でなくとも、
たとえば福岡にもギューチャン先生とか、ナベチャン先生とか、
ADRについて、大変に造詣が深く、真剣に取り組んでいる
若い(?)先生がいます。
この若手の実力行政書士たちを全国で10人ほど選抜し、
各国に派遣して実態の調査を行うとしたら、さぞかしすばらしい
成果が得られると思います。
行政書士の司法参入が10年は早くなるような気がします。
なにより、彼らだったら、ファーストクラスでなくとも、
エコノミークラスだって何だって、貨物室に乗せてもきっと大丈夫。
ホテルだって、国賓待遇の最高級ホテルでなくとも、ツーリストクラスでも
立派に使命を果たしてくれるでしょう。
大使館のレセプションなど、口から心臓が飛び出すようなところには、
きっと行かないと、
ボクは思うのです。きっと・・・

司法参入 その2

司法参入 その2
もっとも、行政書士会は理屈や法律がわかっていないだけの話で、
要は頭が悪いのだろうと思いますが、それでも、私の上部団体で
あることは間違いないのです。
民事法務業務で、懲戒請求や訴訟でもなろうものなら、誰よりも先に
総攻撃の火の手をあげるのは、誰でもなく、間違いなく行政書士会です。
つまり行政書士会というところは、個々の行政書士を取り締まるための
組織なのかも知れません。
歴史に『もし』はありませんが・・・
もし、平成13年12月の盛武文書が存在せず、
私たち民事法務行政書士の活動の妨害がなかったとしたら、
行政書士(少なくとも『私』)と裁判所の関係は、この5年間で
画期的に変化していたことでしょう。
もっとも、それが困るから、敢えて行政書士会は閉鎖的対応を
とったわけですから・・・、でもこの現状を誰が一番喜んでいるの
でしょうか。

民事法務 その3

民事法務、特に債務問題に関して不良行政書士が跋扈するようになる、
という声があがっています。でも、「不良」、とか「悪徳」とかいう言葉は、
弁護士でも、司法書士でも、どこの世界でも存在する問題です。
ただ、程度の問題はあるでしょうし、又、起こす問題のレベル
についても、さまざまなご意見はあると思います。
辛口の「評論家」にいわせれば、一般で言う2・8の原則を適用すると、
弁護士の中では8割が優秀な先生であれば、
行政書士の場合、その逆だ・・・などと・・・
「2・8の原則」は、わかりますよね、
私は、必ずしも8割の行政書士に問題がある、などとは思いませんが、
少なくとも、十分に食えてる行政書士が、全体の2割程度、という
話は誰かから聞いた気がします。
私が3食まともにいただいていない現状から見れば、あたっているかも・・・
「貧すれば貪する」・・・だんだん論点がズレテキマシタネ・・・

行政書士のレベル問題については、又別に書きます。
要すれば自治機能、能力の問題です。セルフコントロール機能と、会員の
指導育成能力こそが問われるべきであって、火を怖がって食いのもを
生でしか食べられない原始人と選ぶところがないようでは、まず
行政書士会の未来はないでしょう。

民事法務 その4

民事法務、特に債務問題に関して不良行政書士が跋扈するようになる、
という声があがっています。でも、「不良」、とか「悪徳」とかいう言葉は、
弁護士でも、司法書士でも、どこの世界でも存在する問題です。
ただ、程度の問題はあるでしょうし、又、起こす問題のレベル
についても、さまざまなご意見はあると思います。
辛口の「評論家」にいわせれば、一般で言う2・8の原則を適用すると、
弁護士の中では8割が優秀な先生であれば、
行政書士の場合、その逆だ・・・などと・・・
「2・8の原則」は、わかりますよね、
私は、必ずしも8割の行政書士に問題がある、などとは思いませんが、
少なくとも、十分に食えてる行政書士が、全体の2割程度、という
話は誰かから聞いた気がします。
私が3食まともにいただいていない現状から見れば、あたっているかも・・・
「貧すれば貪する」・・・だんだん論点がズレテキマシタネ・・・

行政書士のレベル問題については、又別に書きます。
要すれば自治機能、能力の問題です。セルフコントロール機能と、会員の
指導育成能力こそが問われるべきであって、火を怖がって食いのもを
生でしか食べられない原始人と選ぶところがないようでは、まず
行政書士会の未来はないでしょう。

民事法務 その5

行政書士の問題です・・
行政書士会や弁護士会、あるいは裁判所の問題について、
いつも私は「カバチ」をたれているようですが、
私自身も含めて、客観的に行政書士個々のレベルを考えたとき、
必ずしも必要十分条件をクリアしているか・・・
なんともお寒い気がしない訳でもありません。
私が知る限りでも、幾多の例がありました。
もっとも多いのが、結構多額な費用をとった上で
依頼者をほったらかし、書類を作らない。仕事をしない。
逆に能力不足に起因する問題もあります。
できもしない仕事を、『何とかなる』と考えて受任する。
或いは、十分に作成能力もないのに、適当に書類を作り
依頼者が裁判所で立ち往生するケース。
これ、結構多かったようです。
逆にベテランクラスで、不動産に架空の抵当権を設定したり・・・
適当に財産減らしをやってしまう。
法的倫理観が欠落してる人、結構多いのではないでしょうか。
法律事務と行政事務の相違点を理解していない人も多いと思います。
許認可や申請書と似たような感覚で法律文書を作成することは
極めて危険です。ひな形、サンプルの基本どおりに作成すれば良い、という
訳にはいきません。
結局、裁判所が行政書士を拒絶するには、それなりの理由があるのです。
一般論として、行政書士に法律事務、或いは裁判所関与を解放
することが極めて危険であることは事実です。
私自身、一時期は自己破産申立を含め、民事法務業務を行政書士の職域に
とりこむべきだ、と考えておりました。しかし、一般論としては、必ずしも
正しくない、と考えるに至りました。
今は、この問題は後の世代の若い行政書士にゆだねるべき問題なのではないか、
と考えています。

民事法務 その6

民事法務 その6
でも私は、私は、相変わらず民事法務一本で仕事をしています。
裁判所にも、どんどん出かけています。
困っている人がいる限り、経営に苦しんでいる会社がある限り、
その方々の話を聞き、その会社に出向いていき、手を打ちます。
裁判所にも、法務局にも、必要とあらば、どこへでも出かけます。
たとえ私一人になろうとも、九州は博多の町に、行政書士民事法務
の梁山泊を立ち上げます。
その覚悟でやっています。
そして社会的使命として、いつの日か、裁判所と行政書士会の折り合いを
きっちりつけてみたいと思います。
こんな私でも、依頼者がある限り、
この世界に私の居場所が残されている限り、
できりところまで、この人生を貫いていきたい、そう思っています。
敢えて声高に叫ぶことはいたしません、しかし、
行政書士に与えられた社会的使命は、
けして小さなものではないと思っています。
「一粒の麦」、といえば、それは大げさですが、
私の歩む道に、後の世代の若い人たちが続いてくれれば、
こんなうれしいことはないと思っています。

民事法務 その7

民事法務 その7
仕事柄、よく裁判所に行きます。
当然ですが、裁判所では弁護士と顔を合わせます。
知った顔、知らない顔。
仲のよい顔、仲の悪い顔。
ただいつも思うことは、行政書士の立場で
ここ(裁判所)に居る意味は何だろう?
弁護士と一緒に仕事する意味は・・・
行政書士と弁護士について
行政書士と裁判所について
ブログがお休みの間にいろいろ考えました。
行政書士法と弁護士法は、結構似たところがあるのです。
司法書士法や税理士法では職務範囲が専門領域内で縦割りに定められていますが
弁護士法では「法律事務、法律事件」」、行政書士法では「権利義務及び事実証明」という
表現で職域を定めています。つまり、「登記業務」とか「税務申告」といった「縦割り」でなく、いわば「横割り」です。
つまり人間社会を一本の大木とたとえれば、弁護士も行政書士も、木を輪切りにした形
になっているように思います。

では弁護士も行政書士も同じ立場なのか、というと、
それは、大きく異なります。
行政書士がいくら弁護士のまねごとをしても、その立場は全く違います。
私たち行政書士は、そこを明確に理解、認識しないといけません。
福岡の御大『U先生』は、弁護士のまねごとがしたければ弁護士になればいい。
司法書士のまねごとがしたければ司法書士になればいい、と言われるそうです。
なれもしないくせにでかいことを言うな、とのお言葉でしょうが、実はそのとおりです。
私も全く同じ考えです。
私の個人的感想から言わせていただければ、もし可能性があるのであれば、
いまからでも司法試験をめざし、一流の弁護士になりたいものです。
しかし、現実問題として、この年で、すべてを打ち込んで司法試験を目ざし、
10年後、20年後には必ず合格してみせる・・・などと言ったところで
誰も信用しないし、第一意味がありません。
自慢じゃありませんが私は、人並み以上の体力と、ほぼ人並みに近い頭脳を
頼りに今日まで人間やってます。
人並み優れた能力など、ハナから持ち合わせておりませんので・・・

閑話休題

閑話休題 その1
とある日曜日、コンサートに行きました。
しかも、なんとクラシックコンサートです。
ホントです。
いくら私でも、演歌ばかり聴いているのではないのですぞ。
人を疑ってはいけません。
しかも、「美人ソプラノ歌手、唐沢まゆこ」の、ですぞ。
伴奏は日本を代表するギタリスト荘村清志です。
実は・・・初めて聴く曲ばかりで、何もわかりませんでした。
どこで拍手していいのかわからずに、周りの人に会わせて・・・
でも、しかし・・・
でも、その美しい旋律と、美しい声、ギターの音色
本当にしびれました。
すべてマイクなしの、生でした。
天は二物を与えず、といいますが、すばらしい容姿と、美しい声
唐沢さんは二物どころか、三物も四物も与えられたような人でした。
こんな私でも、心から感動してしまいました。
「アルハンブラの思い出」、「禁じられた遊び」、聞き古したといえる
ギターソロにも、思わず涙が流れました。
やはり『一流』の凄さ、というか、一剣を磨いた迫力というか、
芸術でも、仕事でも、一流といわれる存在にならねば、と
あらためて感じた2時間でした。

裁判所風景

特定調停風景  その1
多重債務に陥ったとき、簡易裁判所の特定調停を利用して
毎月の返済額を見直し、立ち直りをはかる方法があります。
手軽に申立ができ、今では利率見直しにより債務の残額を
減らすこともでき、なにより利息をまけてもらったり、
場合によっては無利息、などという話も珍しくはありません。
調停委員という人たちが直接の調停の話を進めてくれますが
みなさん大変親切で、熱心に相談に乗ってくれます。
弁護士に相談するのも結構ですし、司法書士も相談できますが、
何よりも、直接裁判所に相談するのが早道だ思います。
なんと言っても費用が大変安いのです。
1社あたり、印紙代500円、切手代330円ですから・・・
困ったときは、あきらめずに、まず簡易裁判祖の相談窓口に
行ってみるべきです。

裁判所風景  その2

特定調停風景  その2
それでも、たまには変な話もあります。
大阪簡易裁判所での出来事です。
有名なノンバンク「○プロ(○栄)」との調停です。
500万円程度の残債務があり、特定調停を申し立てました。
私は平行して「○プロ」担当者と協議を進め、利息制限法の再計算により
残債務を50万円とする形で、概ねの合意に達しました。
そこで、調停委員に債務者本人から、そのように結論を
伝えたところ、調停委員は「私は300万円くらいまで減額
させるつもりでいたのに、勝手に裁判所を無視して話をする
とはけしからん」と、すごい剣幕だったそうです。
もちろん調停は残債務50万で結論をもらいましたが、いったい
調停委員はどっちをむいているのか、と大変腹立たしく思いました。

調停風景  その3
書記官にもたまにはヘンな人がいます。
以前に破産の受付で、書記官から「行政書士の申立書は
日本語じゃないから(申立書が)読めないんだよね」と
言って受理拒否されたことがありました。
幸か不幸か、私は日本語しかできませんので、ほかの国の
言葉で書いただろう、と言われても、うれしいような、
うれしくないような・・・
コレッて差別なのでしょうか ?
それとも区別 ?
でも、しゃべってて、時々ろれつが回らなくなることが
最近たまにあります。
やっぱり私は日本語が苦手なのでしょうね、ヤッパリ。
あの書記官、さすが慧眼です。

裁判所風景 その3

調停風景 その4
似たような話があります。
福岡簡易裁判所の調停センターでのことです。
「株式会社○富士」、と書くべきところを、
「(株)○富士」と書いてしまいました。
「(株)○富士」などという債権者は存在しない。これは全くの
誤りであり、申立書としては受理できない」
本人申立に行った債務者を前に、彼はこう言ったそうです。
もちろん本人は、その場で訂正を申し入れたのですが、
そんなレベルの簡単な間違いではない、書き直して明日また
もってきなさい、と言われたそうです。ちなみに、その日が
3回目のチャックで、彼はその程度の補正を繰り返されました。
きりがないので、直接調停センターに郵便で送付して受理され
たそうです。
彼は言っていました。
「裁判所の書記官って、どうしてあんなにエバッテるんだろ・・・」
もちろん裁判所を出た後で、
もちろん「小さな声」で・・・
コレゼッタイナイショ・・・

裁判所風景 その4

調停でなく、破産の話。
やっぱり福岡地裁です。
老境に達したご婦人の本人申立でした。
そのご婦人は、10年くらい前に夫の不倫問題があり、
現在はそれを乗り越えて円満に暮らしておられましたが、
お金を借りた原因が、そのご主人の不倫にも多関連があり、
陳述の中で、一部不倫問題に触れておりました。
その部分を読んだ書記官は、10年前の不倫に関して、こう言った
そうです。
『主人から慰謝料をとるべきであり、あなたはその慰謝料
で債務の返済ができるのだから、破産の必要がない。
これは法律の常識であって、そんなことも知らない行政書士
に申立書作成を依頼するから、こんなことになるのだ』。
ご婦人は、「今更10年前の不倫を蒸し返したら、今度こそ
離婚騒動になります。どうしたらいいのでしょう」、と頭を
抱えてしまいました。
書記官は本気だったのでしょか?
私にはわかりません。
後で弁護士に話したら、途端にプッと吹きだしてました。
あの書記官、本当に本気だったのかしら ?
だったら、日本の司法の未来はキット寒いです。

破産 もうひとつ
同じく福岡地裁。
やはり老婦人です。
申立書を一応読んだ書記官が、冷たく、厳しく、
イヤミたっぷりとこう言ったそうです。
「あなたのような人は、破産を出して免責になっても、またヤミ金を
借りて、最後は自殺するしかなくなるのだよ」・・・
彼女はそのとき、ホントに死んでしまいたくなったそうです。
この言葉には、敢えて評論を加えません。
この話は、あまりにも極端でしたので、某全国紙の記者に老婦人を
引き合わせ、直接話を聞いてもらいましたが、当然ながら(?)
記事にはなりませんでした。
生まれたときが悪いのか、それとも俺が悪いのか・・・
「若者たち」のメロディが頭をよぎりました。
古い話で恐縮ですが・・・年がバレますね。
スミマセン
でも、ある書記官と一杯飲んだとき、こんな話をしてくれました。
「裁判所は人権の最後の砦だよ。
訴状でも申立書でも、ともかく、まず受理してあげるのが私たちの役目なんだ
たとえ書き損じのゴミでも、受理した後で、これはゴミだから
受理できませんよ、と説明してあげるくらいの『心』が必要なんだ」

何でもかんでも優しく対応すればいい、というわけでもないでしょうが・・・
そこは、やはり、人間ですから・・・

特定調停法成立のとき

特定調停法成立の話
平成11年だったと思いますが、特定調停法成立に際し、
同法成立に深く関わった、当時の自民党の山本幸三議員が
福岡会の行政書士を集めて特定調停法の研修会を開きました。
山本議員の考え方は、同法成立後に直接申立に関わる
ことになる専門家『行政書士』さんに、特定調停に関する深い理解を
身につけていただきたい、というものでした。
まだ出版されていない山本議員の著書『一問一答特定調停法(
社団法人商事法研究会)』のコピーを手にして、懇切丁寧に
特定調停の何たるか、を語っていただきました。
まさか今日、裁判所への行政書士の関与が禁じられるとは、
当時思ってもみませんでした。
行政書士には能力的に専門性がないのだそうです。
なんだか私のことを言われているようで・・・スミマセン、
しかし・・、しかしです。
「悪貨は良貨を駆逐する」・・・イヤ、マチガイ・・・
「正義は勝つ」・・・
でもないか・・・
なんだかわかりませんが、
まあ、とにかく私は、いろいろと苦労しながら
がんばっています。
そのうち、何とか、なーるだあろー、
何かそんな歌がありましたね、
クレージーキャッツだったかなあ ?
ウーン 淋しいなあ。

裁判所風景 その5

またまた自己破産
今日受理された本人申立債務者(女性 63才)の話
まず書類提出後に1時間待たせられ、その後自己破産解説ビデオを見るように指示。
だったら、待っていた1時間の間にビデオ見せたらどうだろう。無駄が省けます。
まあ、イヤガラセだったら別ですが・・・
それから、おもむろに面談、
『自分のことなのに、どうして私の質問に返答できないのか』と
例によってわずかな記入ミスを徹底追及、陰湿にネチネチいびられ、
4時を過ぎたので今日はこれ以上読めない、と・・・。
翌日行くと、自分で申し立てても免責は難しいから、いまからでも
弁護士やクレサラ相談所に行け、と弁護士会の相談所の電話番号を手渡す。
それでも自分で申し立てる、と言うと、あんた本当に弁護士や司法書士に頼まなくて本当に大丈夫か、と、裁判所が怖いところだ、と言いたげに、ホントに出していいのか、どうなってもしりませんよ、とイヤミたっぷりとイビル。
彼女、悔しくて、それなら私にどうしろというのですか、死ねというのですか、と少し大きな声を出したら、そそくさと受け付けた。
そうなんです、裁判所が弱者の味方だ、などと甘い幻想を抱くことは危険なのかも・・・。
でも、何とか彼女は申立を受理されました。
その後で、「担当書記官は私より年下の女(ひと)だと思っていたけど、色が黒くて、疲れた顔がずいぶん老けてて、私より年上のように見えた。部屋を出るとき、『くそばばあ』とこっそりつぶやいて部屋を出ました」、と言っていました。ちなみに、申立人さんは63才・・・、とすると書記官は63歳以上か ? でもそんなことはないはずだから、書記官のイヤミが相当応えたのだと思います。

民事法務 その8

民事法務 その8
行政書士と弁護士について、いろいろ考えています。
で、行政書士である私としては、自分にいったい何が出来るか、
何をなすことが依頼者の信頼に応え、社会に貢献する道なのか。
考えています。
弁護士業務は『訴訟』です。訴訟代理人としての役目が基本でしょう。
しかし、世の中訴訟だけで片づく問題ばかりではありません。
相続でも金銭問題でも、不動産紛争でも、事実関係を調査し、
当事者双方の問題の本質を見極めた上で適切な解決方法を
見いだす・・・、これが大切です。
企業経営も同じです。
行き詰まって破産する。民事再生を申し立てる。或いは
不良債権の回収、取引先の倒産・・・。
でも、そうなってしまう前に、何か打つ手がないか。
これがリスクマネジメントの本筋でしょう。
紛争の最終解決は裁判ですが、選択肢は一本ではないと思います。
依頼者、相談者にとって、もっともベストな道を模索する・・・
それが行政書士の役割ではないでしょうか。
結果的に、弁護士や税理士といった専門家とのコラボレーションも
行政書士にとって、ひとつの使命です。
ですから、行政書士の仕事はとてもすそ野が広いのではないかと思います。
結局訴訟に進む問題でも、その前段階で行政書士が活躍し、
やがて弁護士がその輪に加わる・・・。
或いは法人に関する大規模事件の場合には、行政書士や司法書士、
税理士といった専門職が加わる・・・。
安易簡便な事件であれば、本人訴訟で戦える問題もあるでしょうし、
『問題解決』という頂上に登る道は無数にあるはずです。
必ずしも弁護士だけがゼッタイでもなければ、行政書士が
出来もしないことをやって依頼者や裁判所に迷惑をかけることも、
とんでもない過ちです。
やはり専門職としてのバランス感覚は不可欠です。
行政書士がしゃしゃり出て、依頼者に迷惑をかけることが
あってはいけませんし、弁護士のむこうを張って大見得を
きるようなことも、あってはいけないと思います。
要は、行政書士だからいけない、とか良いという話ではなく、
いかに依頼者や関係方面から信頼いただけるか、という
点に尽きると思います。